熱中症について part 2

query_builder 2021/08/30
ブログ
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伊勢崎市で

スポーツ外傷 骨盤姿勢矯正 交通事故治療といえば!


こんにちは! LIGARE整骨院の境野です!



さあ! 今回も書いていくんですけど

熱中症の続きです!


前回は熱中症ってどんな状態を指すの?という

ところをやりました。


脱水症状との違いや

日射病、熱射病との違いなんかも説明しましたね



今回はズバリ『種類』です!


それではっ!


熱中症には種類がある

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種類ってなんだ?!ってなりますね


簡単に言ってしまえば『重症度』です!


前回書きましたがこの本編の目的は

『誰かが熱中症になってしまった時』です


救急車を呼ぶにしろ助けるにしろ

重症度ってわかったほうがよくないですか?



熱疲労(heat exhaustion)


主な症状は

倦怠感(ダルさ)、悪心、頻脈、頭痛、嘔吐

失神(熱失神)等があります。


体温調節機能や中枢神経機能は障害されず

精神的錯乱もありません。


どういうことかというと、、、

汗は出続けるということです!

(汗を出す機能は障害されません)


多くの人がこの熱疲労のパターンで

直射日光下で起こることが多い気がします!

日射病ですね!



この本編の目的は

『周りで熱中症になった人がいた時、何ができるか』

ということです。


➡︎  水分と電解質の確保(スポーツドリンク等)

   体温を下げること(涼しい部屋、木陰等)

   呼吸の確保

     循環機能の確保

 (首の横、脇の下、鼠径部、膝の裏、両くるぶしには

  大きなリンパ節があるので冷やすと効果的)


発汗の機能は生きているので適切に対処できれば

しっかりと回復します!


熱痙攣(muscle crumps)


痛みを伴う痙攣性の筋痙攣で、

高温多湿の環境下での激しい運動等で起こります。


熱疲労よりも1段階重い症状になります。


通常の痙攣と違うのは

大量に喪失した水分・塩分のうち、塩分の補充をしない

もしくは塩分割合が大幅に減った場合に

『低ナトリウム血症』を起こしている状態です。


※ナトリウムはミネラルの一種で簡単にいえば塩分です

 筋肉や神経の働きを正常に保ったり体液量(細胞外)

 の調整を行ったりします。


 低ナトリウムになってしまうと筋収縮や神経伝達に

 異常が出て痙攣や脳神経症状が出てしまいます。



熱疲労と熱痙攣を比べてみると

熱疲労は直射日光かで起こりやすく

熱痙攣は

痙攣は数分〜数時間継続することもあります。

他動的ストレッチを入れることで緩和が早まります。


他には、スポーツドリンク等のミネラルを補給できる

ものがいいです!


熱射病(heat stroke)


熱射病は全身性炎症反応を伴う高体温症で

多臓器の機能障害を引き起こします。

(多臓器不全「MOF」)


40度を超える体温と、精神状態の変化(錯乱)が見られます。


発汗は見られる場合と見られない場合があり

見られない場合はとても危険な状態です。

発汗が見られないということは

 汗を出す機能(体温調節機構)が働いていないとい

 うことになります。



(1) 古典的 heat stroke

  発症までに2〜3日を伴う

  一般的には高齢で座位時間が長く水分補給を

  こまめにしない人がなりやすい。


(2) 労作性 heat stroke

  より急激に起こり、健康で活発な人(スポーツ

  選手、軍隊所属、肉体労働)がなりやすい。


  先程紹介した『熱疲労(heat exhaustion)』

  は進行に伴い『熱射病(heat stroke)』

      へ移行する




熱中症のまとめ

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それでは熱中症のまとめに入ります!


1)熱中症とは、体温の上昇や大量の発汗に伴い

   体内の水分バランスと塩分バランスが崩れること

   発症する。

   眩暈や頭痛、痺れ、痙攣、失神等を引き起こす。



2)体温のコントロールが効かなくなったものを

   総称して『熱中症』と呼びその中でも

   直射日光で引き起こされるものを『日射病』

   閉め切った空間で引き起こされるものを『熱射病』

     と呼ぶ。



3)熱中症には段階があり

   『熱疲労』➡︎『熱痙攣』➡︎『熱射病』と段階は

   上がっていく。

   軽度の場合は一過性の失神(熱失神)、眩暈、嘔吐

   頭痛、痺れ

   重篤な場合は痙攣や脱力状態、高体温状態があり

   ます。



4)応急処置としてできることは

   水分と電解質の確保(スポーツドリンク等)

   体温を下げること(涼しい部屋、木陰等)

   呼吸の確保

   循環機能の確保

      (首の横、脇の下、鼠径部、膝の裏、両くるぶし

   には大きなリンパ節があるので冷やすと効果的)


   発汗等が見られない場合は救急車を要請しましょう

   重篤な症状であれば、輸液を必要とする場合もあり

   ます。



以上で熱中症については以上です!


自分がならないための対策はもちろんなんですけど

周りを助けるために知識として入れていくのも

大切かなと思います!


この夏は熱中症が減ることを願っています!








当院では!!

1人1人丁寧に問診をしていき本当の痛みの原因や悩みを解決していきます!

問診 評価 施術に力を入れることで  

その人が1番早く改善できるように施術を行い     


痛みの改善 [medical]   

動きの改善 [training]   

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を目指して皆様の『なりたい姿』を 全力サポート していきます!!      


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ここまでお読み頂きありがとうございました!

また来週!!


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