下肢の痺れ・痛みは解決できる!
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こんにちは! LIGARE整骨院の境野です!
12月になり寒さも大本番ですね、、、
去年ほど寒いとは感じませんが、年々あったかくなってき
ているのかな?
そんな感じで今日も「半袖で」仕事をしている境野であります!
今回のブログは
「腰部〜下肢の痛み・痺れ」についてです。
腰〜下肢にかけての痛みや痺れに悩んでいませんか?
寒い時期になってくると疼いたり痛みが強くなる人って
結構いるんです。
先月も同様の症状で3〜4人の来院がありました。
主には『腰部脊柱管狭窄症』による坐骨神経の痛みです。
名前は知っているけど、、、という人も多いと思うので
今回はこれについて紐解いていきましょう!
それではっ
腰部脊柱管狭窄症って、、、?
中高年に多く見られる疾患で
『脊柱(背骨)』が『狭窄』、、、つまりは
背骨と背骨の間で神経や靭帯が挟まれて
痛みや痺れの症状を引き起こします。
我々の体というのは基本的に20〜25歳くらいまでが
耐久力や代謝のピークです。
環境や条件によってピークは引き上げることはでき
ますが、
背骨の間のクッション(椎間板)や靭帯などの
『軟部組織』はそうもいきません。
劣化していきます。
こうしたところからバランスが崩れていき、
狭窄症を引き起こします。
脊柱管狭窄症はどんな疾患??
「背骨」ってどんなものかご存知でしょうか?
「椎骨」(ついこつ)という骨が1つ1つ重なって
みんなの知る背骨を形成します。
椎体の後ろには「椎孔」(ついこう)という穴が空い
ていて重なると1本の長い管を形成し、これを
【脊柱管】と言います。
中には【脊髄】が通っています。
組織の老化で腰椎や椎間板、靭帯が変性を起こすと
脊柱管の間が狭くなり脊髄や馬尾神経が圧迫されて
しまいます。
馬尾神経とは下肢(脚部)をコントロールする
神経で、圧迫されると脚に痛みや痺れ、動かしにくさ
といった症状が出現します。
腰部脊柱管狭窄症を引き起こすもの
狭窄症の原因は多くが組織変性や組織変形による
物ですが
その他にも狭窄症を引き起こす誘因があります。
いくつか紹介していきます!
1.水分不足
「椎間板」ってどのような組織かご存知ですか?
前述した椎骨の間にある緩衝材(クッション)です。
この「椎間板」というクッションは
吸水性・撥水性に優れています。
例えるなら…スポンジといったところでしょうか?
背腰部を動かす時に体内のリンパ液や体液を
溜め込んだり出したりするのが得意です。
そもそも水分摂取量が少ない人は
吸水するものも撥水するものも無い訳で、クッション
としての役割は果たせなくなってしまいます。
人間のカラダは体液によって酸素や栄養素が運ばれて
水分によって柔軟性が獲得できます。
どちらも少ない状態 = 変性・変形を起こしやすい
ということです。
2.腹筋群の筋力低下
人間のカラダは上手にバランスを取っています。
例えば「腹筋」と「背筋」ですね!
カラダの前面と後面でバランスを取っています。
実際はそんなに単純ではないですが、理屈的には
そういうことです。
靭帯や軟骨の変性を起こすと、多くは「背部側」に
負荷が高まります。
上の画像のように腰が詰まりお腹が伸びてしまいます
これが『腹筋群の筋力低下』につながり
腰部脊柱管狭窄症を引き起こしやすくなってしまう
誘因の1つです。
パターンとして
狭窄症だから腹筋群の筋力低下
と
腹筋群の筋力低下だから狭窄症
の2つが考えられますが、基本的には後者の方が
多いかと思います。
3.先天的要因
ごく稀ですが、先天的に狭窄症を持っている方も
います。
筋力低下や関節可動域に対してアプローチ補う
処置が可能です!
前述の腹筋群や股関節の可動域などが当てはまり
ますが、要全身チェックです!!
4.スポーツでのover use
学生や若い世代はやはり
スポーツでの over use(使いすぎ)が多めです。
狭窄症は年配層に好発しますが
若年層でも起こり得ます。
バドミントンやバレーボール、テニスのサーブなど
腰の伸展+回旋動作(反る+捻る)が多いスポーツは
特に起こりやすく、
狭窄症や腰椎分離症といったものになりがちです。
将来的に狭窄症のリスクが上がるのも怖いところです。
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