~スポーツ外傷シリーズ~ 足関節捻挫②
伊勢崎市で
スポーツ障害 骨盤姿勢矯正 交通事故治療といえば!!
こんにちは! LIGARE整骨院の境野です!!
前回のPart1では
「捻挫ってどんなもの?」だったりとか「損傷の度合い」
について書いてみましたがいかがだったでしょうか?
内容的には基礎基礎だったのですが、若干難しいところもありましたね。
今回のPart2では
「実際に損傷後どうすればいいのか?」
「早期復帰のためにやること」
について書いていこうと思います!!
僕はこっちのほうが好きなので、ノリノリで書いていこうと思います!
それでは「足関節捻挫後の反応」から見ていきましょう!!
どぞっ!!
足関節捻挫後の反応
それではここから行きましょう!
皆さん、ケガをした経験ありますよね?
擦り傷でも切り傷でも。
でもあれって勝手に治っていきませんか?
僕は「不思議だな~」って思ってたんですよ!
私たち生物には「自然治癒力」というものが備わっています。
勝手に治す力、適応力です!!
ケガしたままじゃ痛くて辛抱溜!たまらんですからね、、、笑
捻挫や肉離れなどのケガも例外じゃなくて、
極論を言ってしまえばほっとけば治ります! 笑
ただ、この自然治癒力は内部環境によって変わります。
摂取するものや生活環境、精神的因子(気持ち)
これによって自然治癒力の「精度」「スピード」は
劇的に変わります!!
これから説明する経過はみんな等しく出る反応なんですけど
内部環境でかなり変わってくるよってことです!
捻挫を起こした損傷部位はどのような経過をたどるのか??
①組織損傷(捻った~!!!の状態)
⇓
②損傷部位の炎症(ここは前回で説明しました!!)
⇓
③炎症による血管透過性の増加(治すための栄養を運びます!!)
(血管と細胞間で行われる水分・栄養分の移動が増える)
⇓
④患部腫脹(腫れてきます)
⇓
⑤循環阻害
(虚血)
⇓
⑥細胞壊死
⑤ ⑥に関しては、放っておくとこうなるよ!
って話です!!
そうならない為には
損傷してしまった後は症状を最小限にとどめることが大切です!
*損傷後、腫脹及び炎症抑制のため固定をします。
*循環阻害の改善のため痛くても少しずつ動かしていく。
(血流増加)
【こんなの知っていますか??】
オタワ・アンクル・ルール(Ottawa Ankle Rules)
というもの存在します!
これは
足関節を捻挫したときに骨折の有無を簡易的に判断するもの
大きな捻挫では稀に骨折を併発してしまうこともあります。
なので、オタワ・アンクルルールに従って確認をしていきます。
・外くるぶしよりも6㎝後ろまでが押されて痛い
・内くるぶしよりも6㎝後ろまでが押されて痛い
・第五中足骨の根元に痛み
・舟状骨に痛み
・歩行ができるか(受傷直後に4歩以上歩けたか?)
*右足 内側から
*左足 上から
5つの項目のうち1つでも当てはまれば骨折の疑いがあります
整形外科さんでのレントゲンや超音波エコー検査などで
しっかりチェックをしてから固定する
という流れになります!
足関節捻挫を起こしたら??
では、足関節捻挫を起こしてしまったらどうすればいいのか?
基本的にはそれが僕らのお仕事になるわけですが、、、
知れば納得!!ってやつです!笑
⑴ 怪我をした後すぐアイシングを「しなければならない」は
自分的には間違っているのかなと思います。
場合によってはしないほうが治りが早いからです。
炎症反応による腫れや熱感は痛い反面、回復反応でも
あります。
出すぎてしまうと治癒が遅くなってしまうのですが、冷却を
しすぎてこの反応を鈍らせてしまう事はむしろ逆効果です。
足関節捻挫をしてしまったらまず行うべきことは
【固定】です。
固定には腫れや神経血管症状の深刻化を防ぐ目的があり
患部を保護する目的もあります。
なので受傷後2、3日は固定を継続します。
⑵ 受傷後2、3日経過したら、、、
腫れや内出血がある程度引いてきたら多少痛くても
「荷重・負荷」をかけていきます。
歩行等の荷重・負荷をかけることで血液の循環を促すため
です。
血液は酸素や栄養素などの修復に必要な分子を運ぶ役割を
果たし、荷重・負荷をかけることで筋肉の萎縮を防ぎます。
⑶ 受傷後のエクササイズ
受傷後に早期にエクササイズを開始することで
治癒及び再発率の低下がみられます。
主に筋力強化トレーニング、
固有受容器トレーニング(感覚トレーニング)
を行い、不安定な足や捻挫を繰り返す足を作らないことが
目的です。
実際、固定やリハビリテーションの際に同じ説明をさせていただきますが、
目的は一貫して【早期競技復帰】になります!!
足関節捻挫のまとめ、、、
まとめになります!!
ここだけわかれば300点です!!笑
① 捻挫とは「靭帯」「関節包」が本来の可動域を超えて動き
損傷すること
② 足関節は捻挫が起きやすく、特に内側に捻りやすい
③ 足関節捻挫を起こした後は「炎症反応」が強く起こる
④ アイシングはタイミングが重要
(治癒過程を邪魔しないため)
⑤ 足関節捻挫をしてしまったらまず「固定」そして「運動」
(リハビリTR)を早期に行うこと!
足関節捻挫は特に バスケットボール、サッカー、ラグビー等の
ダッシュ+コンタクト系のスポーツで発生率が高いです。
LIGARE整骨院では、メディカルチェックなどを参考に身体の
どの部分が動けてないのか、苦手な動きはどんな動きなのか?
を確認し、早期の競技復帰、再発予防を行います。
さて~
~スポーツ外傷シリーズ~第1弾が終わりました!!
個人的には2回に分けても足らないくらいなんですけど
他にもたくさん紹介したいので、
足関節捻挫は以上になります!
当院では1人1人しっかりと問診し、
評価 施術と その人が一番早く改善できるように施術を心がけています!
痛みの改善(medical)
動きの改善(training)
不調の改善(conditioning)
を目指して皆様の「なりたい姿」をサポートしていきます!!!
お電話、ご相談お待ちしております!
○電話番号○
0270-88-7349
○診療時間○
平日 午前 9:00~13:00 午後 15:00~21:00 ( 交通事故は22時まで診療 *要予約 )
土曜 午前 9:00~13:00 午後 15:00~18:00
LINE@からでもご相談いただけます!
ここまでお読みいただきありがとうございました!!!
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